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4.Cでプログラミング 
例題とするCの処理系
とにかくやってみよう
(1) プロジェクトと格納位置の指定
(2) 作成アプリケーションの種類
(3) 新規アプリケーション情報
(4) 実行してみよう
[演習]



例題とするCの処理系

色々なC,C++,C#の処理系がありますが,
手軽に手に入るもののひとつに,
Microsoft Visual C++.Net 2008 Express Editionがあり,
MicrosoftのWebから無料でダウンロードできます。

C++はCの上位互換ですから,
C++独自の記述方法を避ければ,
Cの勉強に使うことができます。

更に,テンプレートで
コンソールアプリケーションを選択すれば,
Microsoft のGUIを前提としない
裸のCの勉強に使うことができます。

Visual C++ 6をお持ちの方も,
コンソールアプリケーションを選択すれば,
かまいません。

ただし,インクルードファイル名(後述)等や
細かい点が異なりますが,
これらは無視することにしましょう。

 [例]  stdio.h ⇒ stdafx.h

お小遣いに余裕のある方は,
ちょっと高価な書籍を購入すれば,
Borland C++の処理系が
無料で添付されているものもあります。

こちらのほうは,
インクルードファイル名の違いがありません。

本Webでは,Visual C++ 6を使って説明します。
別の処理系を使う人の場合,
操作方法については,
そちらのマニュアルを参照してください。

とにかくやってみよう

前もって,作業結果を保存するフォルダを用意しておきます。

その後,Microsft Visual C++ 6を起動し,
「ファイル」「新規作成」を選択します。

        


(1)プロジェクトと格納位置の指定

「新規作成」ダイアログが表示されますので,次のように操作します。

  @「プロジェクト」タブで「Win32 Console Application」を選択
  Aプロジェクト名を指定する。
  B「位置」指定欄の右のボタンをクリックします。



「ディレクトリの選択」ダイアログボックスが表示されますので,
以下のように操作します。

 @フォルダを指定して
 A「OK」ボタンをクリックします。

        


(2)作成アプリケーションの種類


@“Hello, World”アプリケーションにチェックを入れ,
A「終了」ボタンをクリックする。


(3)新規プロジェクト情報


@新規プロジェクト情報が表示されるので,
A確認して「OK」ボタンをクリックします。

 

これがスケルトンで生成されたプログラムです。

 #include "stdafx.h”
 int main(int argc, char* argv[])
 {
   printf("Hellow World!\n");
 }


(4)実行してみよう

@まず,ビルドを行い, A実行します ⇒ 画面に表示されます。

       

A実行します。

       

次のような画面になります。

 


次のように,「デバッグ」「実行」でも実行できますが,



実行画面が表示されて,すぐ消えてしまいます。

これが嫌な人は,次のように便宜的に,
入力を待つ処理を入れるとよいでしょう。

 #include "stdafx.h”
 int main(int argc, char* argv[])
 {
   printf("Hellow World!\n");
   getchar();
 }

[演習]文字で適当な絵をj描いてみましょう。

[例]

#include "stdafx.h”
int main(int argc, char* argv[])
{ printf("\nひな祭り,おめでとう");
 printf("\n+------------------------------------------+");
 printf("\n   あ・か・り・を・つ・け・ま・し・ょ ");
 printf("\n   ぼ・ん・ぼ・り・にー        ");
 printf("\n+------------------------------------------+");
 printf("\n   |||||");
 printf("\n   ||||           ||| ");
 printf("\n   ||||||||        ||||||| ");
 printf("\n   ********       |||  ||| ");
 printf("\n  || o o ||      || ヘ ヘ || ");
 printf("\n   | △  |       ||  v  || ");
 printf("\n   \ − /      ||\ - /|| ");
 printf("\n   △ △       ||| △ △ ||| ");
 printf("\n  /\▽/\     |||/\▽/\||| ");
 printf("\n /\ || / \   ||/\@@X@@/\||| ");
 printf("\n/*** \||/ ***\ ||/@@@@\@@X@@@@\|| ");
 printf("\n\-----○○-----/ |/@\@@@@@X@@@@@/@\| ");
 printf("\n \ / \ /    \@/\@/||\@/\@/ ");
 printf("\n  □□□□□□□   \@@@@@@@/ ");
 getchar();
}

 1.C言語の誕生

 2.C言語の仲間たち

 3.新しい言語をすばやく覚えるには

 4.Cでプログラミング

 5.データの入れ物 変数の考え方

 6.注釈・定数

 7.プログラムの実行順序

 8.配列

 9.C言語特有の代入文・制御構造

10.関数の話

11.構造体と共用体

12.ビット演算

13.プログラムの場所をポインタで

14.ファイルの入出力

15.色々な便利な方法