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当社出版書籍以外でも
推奨に値する数値解析関連の書籍を紹介します


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1.「数値計算の常識」伊藤正夫,藤野和建 著,共立出版。 定価:2,625円
2.「数値解析入門」片岡勲,高野直樹,安田秀幸,芝原正彦 著,コロナ社。 定価:2,940円
3.「ExcelとVBAによる実用数値解析入門」白井豊 著,ゆたか創造舎。 定価:3,360円
4.「数値で学ぶ計算と解析」金谷健一 著,共立出版。 定価:2,310円
5.「偏微分方程式の数値解法入門」山崎郭滋 著,森北出版。 定価:1,995円
6.「偏微分方程式の数値解析」田端正久 著,岩波書店。 定価:2,625円
7.「流れの数値計算と可視化」平野博之 著,丸善。 定価:5,040円


1.「数値計算の常識」
伊藤正夫,藤野和建 著,共立出版。
定価:2,625円

内容的には,数値計算と数学との橋渡しとの雰囲気なので,これ1冊で数値計算のすべてを網羅するというわけではないが,bit誌に掲載されたコラムをまとめなおした書籍ということもあって,各章の独立性が高く読みやすくなっている。まさに,これから数値解析・数値計算を学ぼうとする人にとって,一読する価値のある一品である。

数値計算の常識


2.「数値解析入門」
片岡勲,高野直樹,安田秀幸,芝原正彦 著,コロナ社。
定価:2,940円

理工系大学1,2年生で初めて数値解析を学ぶことを想定した,必要かつ最低限の内容を分かりやすく解説。具体的なプログラミングに触れていないので,この本で入門的な知識を得て,より具体化した他の本に読み進むと良いと思う。

数値解析入門


3.「ExcelとVBAによる実用数値解析入門」
白井豊 著,ゆたか創造舎。
定価:3,360円

永年,数値解析に携わってきた技術者が解説する書籍。数値解析の必要性から解析手順をはじめとして,著者の経験が盛り込まれている。数値解析全般にわたって解説されているので,是非事務所の机上に1冊置いておきたい書籍である。また,プログラムや定義が身近なExcelやVBAで記述されているので即現場で使える。また筆者のHPからJavaでの記載例がダウンロードできるのもVBよりJavaが得意な人にとっては嬉しい。

ExcelとVBAによる実用数値解析入門


4.「数値で学ぶ計算と解析」
金谷健一 著,共立出版。
定価:2,310円

数値計算の誤差や計算アルゴリズムの効率に関して理解するためには,一読に値する本。基本的で代表的な手法に限定して,基礎的な数学について解説してある。

数値で学ぶ計算と解析


5.「偏微分方程式の数値解法入門」
山崎郭滋 著,森北出版。
定価:1,995円

差分法と有限要素法による偏微分方程式の解法を初心者向けに解説した入門書。プログラムリストも付いているので,具体的に学ぶことができる。

偏微分方程式の数値解法入門


6.「偏微分方程式の数値解析」
田端正久 著,岩波書店。
定価:2,625円

差分法,有限要素法,境界要素法,それぞれの手法差分法と数学的基礎を初歩から解説した入門書。混合型有限要素法近似について説明を加えた「岩波講座応用数学」を単行本化した書籍である。数学的基礎がコンパクトに解説されているので,初学者に最適な入門書である。

偏微分方程式の数値解析


7.「流れの数値計算と可視化」
平野博之 著,丸善。
定価:5,040円

移動現象論の基礎式,それを計算するための数値計算法,結果の可視化という一連の流れを解説している。流れ,伝熱,拡散等の現象を統一的に取り扱う方法を解説している。
流れの数値計算と可視化―Tecplotで視る流体力学


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数値で学ぶ計算と解析
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偏微分方程式の数値解析

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